尹大統領は9日、記者団に対し「20数年間収監することは合致しないと思う」とし、「過去の前例に照らして行う」と話した。退任後、拘束収監されていた歴代大統領が短期間で赦免された前例を意味したものと見られる。
尹大統領のこのような発言は、前日「今言及する問題ではない」と線を引いたが、たった一日で赦免へ変わったものと見られる。
国民の力でも対応に追われている。クォン・ソンドン院内代表はラジオに出演し「公平性や国民統合レベルで考えると赦免を避けられないと思う。赦免をするかしないかは大統領権限なので、大統領が判断するだろう」と述べた。
現在、アニャン(安養)刑務所に収監中の李元大統領は、健康上の理由で刑執行停止を申請している。刑執行停止は、人道的理由で受刑者に刑執行の継続が困難とみられる理由があるときに、検事の指揮により刑罰の執行を停止することである。
野党では直ちに猛攻撃に乗り出した。共に民主党の報道官は「尹大統領が李元大統領の赦免に対して『今言及する問題ではない』と明らかにしてから一日で立場を覆した」とし「大統領の立場がなぜ一日で変わったのかは分からないが、国民も大統領の言葉に考えを変えてくれるのか疑問だ。」と指摘した。
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