韓国のパク・チウォン(朴智元)前国家情報院長(画像提供:wowkorea)
韓国のパク・チウォン(朴智元)前国家情報院長(画像提供:wowkorea)
韓国のパク・チウォン(朴智元)前国家情報院長が、最大野党“共に民主党”(民主党)に復党するという計画が伝えらえた。

きのう(9日)韓国の通信社“聯合ニュース”によると、パク前院長は「来週頃、共に民主党に復党の申請をする」とし「復党が確定すれば、党員の役目を忠実に果たしていく」と語ったことが伝えられた。

全国地方選挙の敗北後、全党大会を控え激しい派閥争いが続くなど、民主党が内紛に陥っている状況の中、パク前院長が復党することでどのような役割をすることになるのかが注目されている。

パク前院長は2016年1月、民主党内の主流であった親文(親“文在寅前大統領”派)との対立から脱党し、その2か月後にはアン・チョルス(安哲秀)議員が共同代表を務めていた “国民の党”に合流していた。しかし、その2年後には党内路線の違いから国民の党からも脱党した。

パク前院長はこの日、自身のフェイスブックを通じても、復党の意思を間接的に伝えた。パク前院長はフェイスブックに「私は政治家としてまだするべきことがあることを確認した」とし「しかしメディアと政治評論家の一部の予測のように、党代表などのポストではない」と綴った。

ことし8月の全党大会での党代表選出馬には線を引きながらも「党内の元老として必要な役割を果たすことができる」という可能性があるものとみられる。

またパク前院長は「私は政治という水に生きる魚だ」とし「“自然人” 朴智元より “政治家” 朴智元がより自然だ」と伝えた。

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