受け取りのない隠れた保険金、6兆ウォンに=韓国(画像提供:wowkorea)
受け取りのない隠れた保険金、6兆ウォンに=韓国(画像提供:wowkorea)
韓国の金融委員会と金融監督院によると昨年、保険加入者が受け取らなかった、いわゆる”隠れた保険金”は6兆1636億ウォン(約6259億6781万円)に達する。これは隠れた金融資産15兆円9015億ウォン(約1兆6060億円)中、約38.8%を占める。

隠れた保険金には、受け取れるにもかかわらず受け取らない生存給付金、決められた保険期間が終わった満期保険金、満期後に時効となり法的に契約者の請求権が失われた保険金がある。

隠れた保険金は、消費者が保険金を受け取れることを忘れたケースが大部分となる。保険会社は、保険金が受け渡し可能となった時点、もしくは契約満期の7日前に、保険金を支払うことを顧客に案内しなければならい。しかし顧客が住所や携帯電話番号といった情報を変えたのに、これを保険会社に知らせないため保険金の支払いについて知ることができずにいる。

これに対し保険業界では、すべての保険加入内容と隠れた保険金を照会、請求できる「私の保険金探し」サービスを運営している。

ここで隠れた保険金の請求後、別途の確認が必要なく、また保険金額が1000万ウォン(約100万円)以下である場合、入力した口座へ3営業日以内に請求金額が自動的に支払われる。一方、追加の情報確認が必要な場合や、1000万ウォン以上の巨額保険金を受け取る場合は、保険会社に確認の電話をしなければならない。

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