朝鮮中央通信は28日、新たに発生した発熱感染者数を8万8520人と伝えた。これは26日午後6時から27日午後6時を基準に集計された数値である。12日以後初めて10万人を下回った。一方、追加死亡者数は公開しておらず、いないものと推定される。
朝鮮中央通信は、全域累計発熱感染数は335万9380人ほどで、このうち315万6310人ほどが全快し、20万3000人ほどが治療を受けていると報道した。
韓国の国家情報院は、北朝鮮の統計発表は民心を落ち着かせる目的であると国会情報委員会に報告した。発熱感染者が10万人を超えた期間に比べ、死亡者数が少なすぎるため統計を信頼しにくいとのことだ。
北朝鮮の統計によると、コロナと疑われる累計発熱感染者は330万人を超えたものの、死亡者は69人に過ぎないと集計された。統計どおりなら致命率は0.002%に過ぎないことになる。韓国の致命率が0.1%、米国が1.2%、ドイツが0.5%という点を勘案すると、過度に低い数値となる。
Copyright(C) herald wowkorea.jp 83