ブルームバーグ通信はこの日、「テスラの株価暴落でマスク氏が資産2000億ドルクラブから外された」と報道した。この日、テスラの株価は前取引日より6.92%下がった628.16ドルで取引を終えている。
テスラ株の下落などの影響でマスク氏の資産は同日1930億ドル(約24兆5000億円)となり、今年に入って28.7%、776億ドル(約9兆8000億円)減少した。
ブルームバーグ・ビリオネア指数によると、現在マスク氏の資産は昨年8月26日以降最も少なくなっている。しかし依然として世界1位の富豪の座を守っている。
テスラの株価が急落したのは、テスラ上海ギガファクトリーの稼働がうまくいかず、生産に支障をきたしているためと見られている。都市の全面封鎖で6週間操業を中断した上海ギガファクトリーは工場稼働を再開したにもかかわらず、部品の供給が滞っているという。
マスク氏のツイッター買収もテスラの株価に悪材料として作用している。ツイッター買収資金調達のために85億ドル(約1兆円)分のテスラ株を売却したマスク氏が、最近ツイッターの買収を躊躇(ちゅうちょ)しているのも、投資家に否定的に捉えられたものとみられる。
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