自営業者の間で室内ノーマスクトラブル増加=韓国(画像提供:wowkorea)
自営業者の間で室内ノーマスクトラブル増加=韓国(画像提供:wowkorea)
韓国でカフェを経営しているユンさん(29歳)は最近、ストレスで眠れない日が増えた。 室内マスク着用をめぐってお客さんとのトラブルが頻繁になってからだ。

カフェ開業以来、様々な「クレーム客」に向き合い、ある程度の状況には慣れているが、近頃はお客さんとの頻繁なトラブルに疲れている。 ユンさんは「室内ではマスクを着用しなければならないと案内すればむやみに悪口を言ったり怒る方々がいる」とし「一日に1、2回の割合で苦しめられたため、今は店を開ける時から戦闘態勢になる」とため息をついた。

2日から屋外マスク着用義務がなくなった後、売り場で働く職員の苦情が多くなった。 室内でのマスク着用は依然として義務だが、これを混同するお客さんがいるためだ。 屋外マスク解除後、心理的防疫が緩み、マスク着用自体を拒否するお客さんもいる。

フランチャイズカフェを運営しているイさん(53歳)は、「カフェがマンションと近いためか、ちょっとコーヒーだけを買っていくという考えで、最初からマスクを着けてこない方もたまにいる」とし、「マスク着用をお願いすれば、『地元の商売はそんなやり方ではいけない』と言ったり、『ニュースでマスクをはずせと言われた』と言い張る方もいる」と話した。 彼は続けて「地元の商売なのでお客さんに冷たくふるまうこともできない」とし「ひょっとして罰金を支払うことになるのではないかと心配になりマスクを配る時もある」と話した。

最近オンラインコミュニティでも”売り場内のマスク着用をめぐってお客さんとトラブルが生じた”という自営業者とアルバイト生の書き込みが頻繁に掲載されている。 ある自営業者は「車から降りる時にうっかりマスクを持ってこなかったお客さんがそのまま入ってくる」として「また取りに戻るのが面倒だと、買ってからすぐに出ると言っているが困っている」と伝えた。

コンビニのアルバイト生だというあるネチズンは「コンビニの中でマスクを外してもいいのか」とし、「お客さんの50%以上がマスクをつけずに入ってきて、私もつけなくていいと錯覚するほど」と笑えない事情を打ち明けた。

求人求職サイト「アルバイト天国」がアルバイト生1057人を対象に調査したアンケート調査(重複回答)でもアルバイト生5人中3人(62.4%)が屋外マスク着用義務解除による勤務苦情を吐露した。

具体的には「室内外マスク着用を混同するお客様を案内する感情労働の増加(65%)」、「お客様に室内マスク着用案内業務の増加(64.5%)」、「新型コロナウイルス感染危険に対する不安感(54.5%)」、アルバイト勤務地の室内外区分が不明確で混乱が増える(29.1%)」等が挙げられた。

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