文前大統領側の関係者はきょう(19日)「きょう、バイデン大統領側から会合が難しくなったという連絡を受けた」と伝えた。
文前大統領が任期中であった先月28日当時、青瓦台(大統領府)は「米ホワイトハウスの要請により、文前大統領とバイデン大統領との会合が推進されている」と明らかにしていた。
この関係者は「バイデン大統領側から『退任した大統領であるが、文前大統領に会いたい』という要請があったことから、会合を推進した」と説明した。
つづけて「その後、双方は日程を調整し続けてきたが、メインイベントである米韓首脳会談の日程が確定しないことから、“バイデン-文”会合の日程も最終的に確定せず、話し合いが留保されてきた」と伝えた。
この関係者は「バイデン大統領側はきょう、会合の取り消しを知らせてきたが、特別な理由の説明はなかった」とし「あえて説明する必要もなく、我々も説明を要求しなかった」と伝えた。
つづけて「やはり、バイデン大統領の忙しい日程により、文前大統領との会合が取り消しになったのではないだろうか」と説明した。
一方、一部の間で取りざたされていた “対北特使説”については「全く事実ではない。米国大統領の特使を韓国の前大統領がするというのは、話にならないのではないか」と線を引いた。
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