中国・上海市の新型コロナ感染者が減少…四川省では上海からの帰省者から集団感染(画像提供:wowkorea)
中国・上海市の新型コロナ感染者が減少…四川省では上海からの帰省者から集団感染(画像提供:wowkorea)
中国上海市衛生健康委員会の趙丹丹副主任は17日の記者会見で、上海市の16日の新型コロナウイルス新規感染者は823人だったと発表した。

 当局によると、上海市では4057か所の地区で封鎖が解除された。これにより、約86万人が「ロックダウン」から解放されたことになる。

 中国メディア「澎湃新聞」は17日、上海市内の6区(金山区、奉賢区、崇明区、青浦区、松江区、嘉定区)でタクシーが運行していることを確認したと報道。銀行も一部営業を再開したとしている。

 一方で、ロックダウン前に上海市から帰省した出稼ぎ労働者らを感染源とするパンデミックも報告されている。四川省広安市鄰水県では過去1週間の感染者が500人に迫っており、現地当局は上海からの帰省者から感染が広まったとの見方を示している。

 感染者は広安市に隣接する地域にも拡大しており、現地では不安が広まっている。
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