黒人への無差別銃撃「他のスーパーも攻撃しようとした」=米国(画像提供:wowkorea)
黒人への無差別銃撃「他のスーパーも攻撃しようとした」=米国(画像提供:wowkorea)
米国ニューヨーク州バッファローの黒人街で10人を死亡させたスーパーマーケットの銃乱射事件の犯人が、他の店も攻撃して銃撃を続けようとしたことが明らかになった。

 16日(現地時間)、バッファロー警察局長はCNN放送とのインタビューで、「銃撃犯は銃撃を続ける計画だった。犯行後、車に乗ってジェファーソン・アベニューに沿って運転し、銃乱射を続けようとした」と述べた。

 ニューヨーク州イリカウンティ地方検事長も「容疑者はさらに多くの黒人を殺す計画だったと見られる。詳しく調査する必要がある」と説明した。

 ニューヨーク州南部のある小都市在住のペイトン・ジェンドラン(18)は14日、防弾服を着用して半自動小銃まで所持した状態で、黒人居住地域の多いニューヨーク州バッファローまで約360kmを運転し、スーパーマーケットで銃乱射事件を起こした。

 彼に銃撃された13人のうち11人が黒人だった。

 彼は、米国の権力層が白人人口を減らすために移民者を積極的に流入させているという陰謀論を信じていることが明らかになった。犯行前にはオンライン上でファシズムを信奉する白人優越主義性向が表れる計180ページの声明を掲載した。声明には移民者に対する憎悪が盛り込まれていた。

 バイデン大統領は「人種憎悪犯罪はあってはならない。白人優越主義を含め、国内でのいかなるテロ行為も、すべての米国的価値に反対する」と批判した。また「嫌悪犯罪に安全地帯はない。我々は憎悪に触発されたテロ行為を断ち切るために全力を尽くさなければならない」と付け加えた。
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