NATOは「フィンランドとスウェーデンの加入手続きを速やかに進める」と明らかにした(画像提供:wowkorea)
NATOは「フィンランドとスウェーデンの加入手続きを速やかに進める」と明らかにした(画像提供:wowkorea)
16日(現地時間)、「NATO(北大西洋条約機構)はフィンランドとスウェーデンの加入手続きを速やかに進めると明らかにした」と、米AP通信などが報道した。

イェンス・ストルテンベルグNATO事務総長は15日(現地時間)、ドイツ・ベルリンで30か国の同盟国が出席した2日間の非公式外相会議を終え「フィンランドとスウェーデンの加入手続きが速やかに行なわれると確信する」と語った。

ストルテンベルグ事務総長は新型コロナウイルスに感染したため、この日の会議と記者会見はオンラインで出席した。

ストルテンベルグ事務総長は「加入手続きを進める過程でロシアの脅威に対抗するため、バルト三国におけるNATO軍の駐屯を拡大する予定だ」と明らかにした。

フィンランドとスウェーデンはこの日、NATO加入のための手順に本格的に着手した。フィンランド政府はNATOに加入申請することを明らかにし、スウェーデンの与党“社会民主党”もスウェーデンのNATO加入推進の方針を宣言した。フィンランドとスウェーデンはNATO加入申請のため議会の承認を経なければならないが、議会内の賛成意見はより多いものとされている。

ストルテンベルグ事務総長は「ウクライナにおけるロシアの戦争は、モスクワで計画した通りに進んでいない」とし「彼らはキーウ(キエフ)を占領することに失敗し、いまやハルキウ(ハリコフ)からも撤退している」と指摘した。つづけて「ドンバスへの集中攻撃は止み、ロシアは戦略的目標を達成できていない」と語った。

また「ウクライナは今回の戦争に勝つことができる」とし「NATOはウクライナに軍事援助を拡大しなければならない」と語った。


【おことわり】WoW!Koreaでは、ウクライナの首都の表記を「キエフ」から「キーウ」に変更します。その他の地名も従来はロシア語の発音で表記していましたが、ウクライナ語の発音に合わせます。

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