韓国のユン・ソギョル(尹錫悦)大統領はきのう(10日)、林芳正外相と慶祝使節団に会い「岸田文雄首相と両国関係改善のため、共に努力していくことを期待する」と語った。

尹大統領はこの日の午後2時、ソウル・ヨンサン(龍山)の大統領室5階の接見室で林外相と会った。その場で林外相は尹大統領に、岸田首相からの親書を手渡した。

尹大統領は「前日(9日)、パク・チン(朴振)外相候補と夕食会を共にされマッコリも召し上がり、日韓関係発展の方向性について深く意見を交わしたと聞いている」とし「これからもお二人が、緊密な疎通をしてくださることをお願いする」と語った。

つづけて「日本の政界では『困ったことがあったら林大臣だ』という言葉があるほど、様々な分野で重要な役割を果たしてこられたと聞いている」とし「これから両国関係の発展にも、大臣(林外相)が大きな役割を果たしてくださることを期待する」と語った。

パク外相候補は9日、ソウル某所で林外相と2時間ほど夕食会の時間をもち「最近の厳重な地域情勢の下で、速やかな日韓関係改善が必要不可欠だ」ということで意見が一致した。

またパク候補は「1998年の “21世紀の新たな日韓パートナーシップ共同宣言(金大中・小渕宣言)”の精神を継承・発展させていく必要がある」と語った。

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