尹次期大統領、羅卿瑗元議員をダボス会議の特使として派遣

韓国のユン・ソギョル（尹錫悦）次期大統領が、次期与党「国民の力」のナ・ギョンウォン（羅卿瑗）元議員を「ダボス会議」の特使として派遣する。

　政権引継ぎ委員会は6日、尹次期大統領が今月スイス・ダボスで開かれる世界経済フォーラム（WEF）の年次総会（ダボス会議）に、羅元議員を特使として派遣する意向だと明らかにした。

　韓国では、これまで多くの歴代大統領がダボス会議に参加している。大統領が直接参加して、世界各国の首脳級や民間のオピニオンリーダーに、韓国政府の政策を説明してきた。

　ダボス会議は毎年1月に開かれていたが、今年は新型コロナウイルス感染症のオミクロン株が流行したため、開催を今月22～26日に延期した。しかし尹次期大統領は今月21日、韓国で米バイデン大統領との首脳会談が予定されている。そのため、ダボス会議に参加できなくなり、羅元議員を特使として派遣することにしたという。