降伏兵を確保し、拷問したことを自慢、ロシア国営テレビが番組放送(画像提供:wowkorea)
降伏兵を確保し、拷問したことを自慢、ロシア国営テレビが番組放送(画像提供:wowkorea)
ウクライナ侵攻後、マリウポリでロシア軍に降伏したとされるイギリス出身の海兵隊員がロシア軍によって暴行された姿が公開された。彼の顔と体のあちこちに打撲や拷問の痕跡とみられる傷があり、疲れた様子がありありと見えた。

14日(現地時間)、海外メディアによると、ロシア国営テレビ「ロシア-1」はウクライナ海兵隊員のインタビュー予告編を公開した。「マリウポリでナチス側で戦ったイギリス人傭兵」と紹介した放送は、「ついに我々は捕まえた。興味深いインタビューになるだろう」とPRした。

続いて短く出たインタビューの一部には、「人を殺したのか、死ぬ姿を見たか」という質問に男性は「知らない、私は誰も殺していない」と答える場面がある。この時の男性は手錠をかけたまま座っている。

同日、この男性のツイッターにもこの姿が掲載された。明らかに男性はやつれた様子であざや切り傷があり、右目が腫れたまま手錠をかけられている。ただ、写真が撮影された場所がどこなのか具体的な内容は伝えられていない。

これは男性の知人がツイッターに掲載したものと推定される。

男性の近況が伝わると、イギリスではロシアが彼を宣伝目的で使ってジュネーブ条約に違反したと非難した。男性の家族も「宣伝用に利用する計画なら、早く終わらせておいてほしい」と訴え、国際法に基づき男性を戦争捕虜として待遇することをロシア政府に要求した。
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