ロシア軍、人感センサー付き新型地雷の使用開始で新たな脅威(画像提供:wowkorea)
ロシア軍、人感センサー付き新型地雷の使用開始で新たな脅威(画像提供:wowkorea)
ロシア軍がウクライナの首都キーウ(キエフ)とハルキウから撤収し、民間人を狙って人感センサーが取り付けられた新型地雷を使用したという情報が入った。

6日(現地時間)、ニューヨークタイムズ(NYT)は、国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウォッチの先週の発表を引用し、最近ウクライナの爆発物処理班が東部ハルキウで「POM-3」という名前の新型地雷を発見したと伝えた。

POM-3は振動センサーが付いており、人の足を認識して反応し、動物と人も区分することができる。

爆弾専門家コミュニティよると、POM-3は一般的にロケットで打ち上げられた後、パラシュートを利用して地面に安着する。地雷に付いたセンサーが人の足を感知すると、空中で爆発する小さな爆弾を発射し、最大1.5メートル以内にいる人に致命傷を与える。

世界各地の紛争地域で爆発物除去などを支援する団体は「この地雷の対処法がなく特に危険だ。 距離を置いた状態で安全に地雷を除去するためにはロボットで処理する必要がある。」と危惧した。

ウクライナのベレシュク副首相は同日、テレグラムを通じてドンバスに促すルガンスク、ドネツク、ハルキ地域住民の即時避難を促した。

ベレシュク副首相は「今すぐ避難しなければならない。さもなければ飽和状態の中で死に直面するだろう。その時は私たちも助ける方法がない。」と警告した。

この日ルガンスク州知事も、「ロシアが軍隊を再編した後、ドンバス地域に対する新たな攻勢を準備している」とし、できるだけ早く避難することを求めた。

知事は「ルガンスク地区の住民全員に訴える。安全な今撤収せよ。バスと列車がある時、機会を逃してはいけない。」と訴えた。



【おことわり】WoW!Koreaでは、ウクライナの首都の表記を「キエフ」から「キーウ」に変更します。その他の地名も従来はロシア語の発音で表記していましたが、ウクライナ語の発音に合わせます。
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