入国する隔離免除の対象者ら(資料写真)=(聯合ニュース)
入国する隔離免除の対象者ら(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の中央防疫対策本部は31日、入国者に対する隔離免除適用の除外国の指定を4月1日からすべて解除すると発表した。新型コロナウイルスワクチンの接種を終えた人は4月1日以降、どの国から入国しても自主隔離する必要がなくなる。 防疫当局は新型コロナの変異株の流入を防ぐため、各地域の感染状況などを見極めながら隔離免除適用の除外国を毎月指定してきた。 除外国からの入国者は接種歴に関係なく、7日間の隔離が義務付けられていた。 今月、除外国に指定されていのは、ミャンマー、ウクライナ、ウズベキスタン、パキスタンの4カ国で、来月はベトナム、ミャンマー、ウクライナの3カ国が指定される予定だった。  防疫当局は「国ごとのリスクの分析や海外からの流入による感染者の状況などを総合的に判断して措置を解除することにした」と説明した。  ワクチンの2回目接種(米ヤンセンファーマ製は1回目接種)からの経過日が14日以上かつ180日以内の人と、3回目接種を終えた人を接種完了者と認め、接種完了者はどの国から入国しても隔離が免除される。 海外で接種した場合も、オンラインシステム(https://cov19ent.kdca.go.kr/cpassportal/biz/beffatstmnt/main.do?lang=en)で接種歴を登録すれば、免除対象者に指定される。 鄭銀敬(チョン・ウンギョン)疾病管理庁長は、今後も新たな変異株の発生など、国ごとの危険度を調査し、必要があれば隔離免除の除外国を指定する計画と説明した。
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