韓国最大野党の最高委員、文大統領夫人のファッション代が「国家機密」なら退任後に返還すべきと指摘(画像提供:wowkorea)
韓国最大野党の最高委員、文大統領夫人のファッション代が「国家機密」なら退任後に返還すべきと指摘(画像提供:wowkorea)
韓国大統領府が、ムン・ジェイン(文在寅)大統領夫人のキム・ジョンスク(金正淑)氏の儀典費用を公開するようにという裁判所の判決に控訴したことに対する論争に火がついている。大統領府は最近、裁判所からの「服の値段公開」要求に対して「国家機密」を理由に控訴したのだ。

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 28日、国民の党最高委員のチョン・ミギョン氏は国会本庁で開かれた最高委員会議で「私が国民にブローチの話をすることになるとは思いもしなかったが、ブローチの話を少ししなければならなそうだ。数日間に多くの方から質問されたが、正淑夫人のブローチが本当に2億ウォン(約2000万円)超えなのか、偽物は2万ウォン(約2000円)らしいがファッション代が国家機密なのか、国家機密なら任期終了後にこれまで買ったアクセサリー、服、ハンドバッグなどがあるなら返還するものではないかと思う」と指摘した。

 チョン氏は「特別活動費で大統領夫人のファッション代を支払ったなら、その金額を大統領の服などの費用と比較した時、夫人の方が多ければダメなことはないのかといった質問も多く受けた。なぜこのようなことが起きたのか考えてみたら、裁判所に公開するようにという判決に対して大統領府が公開しないという理由が国家機密だったからだと自分なりに考えた」と述べた。

 続けて「これまで新型コロナウイルスなどで大変で、全ての国民が頑張って耐えていらっしゃる日常の日々の中で、このような話があちこちに出回るのが役に立つのだろうか。国民が困難を耐えていらっしゃるのを考えても、長々とかからなければと思う」と強調した。

 韓国のオンラインコミュニティーの会員たちが27日、マスコミ報道の写真を通じて確認した結果、正淑夫人がこれまでの公の席上で来た服は、コート24点、ロングジャケット30点、ワンピース34点、ツーピース49点、ブラウスとシャツ14点、パンツスーツ27点など計178点で、アクセサリーは韓国伝統衣装の韓服の装飾品51点、スカーフ・マフラー33点、ネックレス29点、指輪21点、ブローチ29点、ブレスレット19点、バッグ25点など計207点だった。

 オンラインコミュニティーでは、正淑夫人が着用した服とアクセサリーが、どのブランドなのか探して照合したりしている。最近の資料をアップデートしたネットユーザーは「すべて整理できたわけではない。あまりに多くて、整理するのを途中で諦めた」と明かした。

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