越北を試みた後に釈放された40代男性が「再び越北を試みる」=韓国(画像提供:wowkorea)
越北を試みた後に釈放された40代男性が「再び越北を試みる」=韓国(画像提供:wowkorea)
昨年、韓国ペンニョンド(白ニョン島)でモーターボートを盗んで、それに乗って北朝鮮に脱出しようとして捕まった40代の男性が釈放後に再び越北を試みていたところ捕まった。

インチョン(仁川)地方裁判所は2日、検察が最近請求したA氏(40)の執行猶予取り消し事件を審理した後に認容決定をしたと明らかにした。

A氏は昨年、国家保安法上の潜入・脱出と窃盗などの疑いで拘束起訴され、同年9月末に懲役1年6か月、執行猶予3年を宣告されて釈放された。しかし、A氏は同年12月中旬に、仁川市オンジン(甕津)郡白ニョン島に行き、再び越北を試みたことが分かった。

A氏は執行猶予宣告当時、保護観察命令も受けたが、釈放後の「外出しているかを確認するために、家に電話を設置せよ」とする保護観察官の要求に従わなかった。

また、A氏は「精神疾患の治療を受けよ」とする保護観察官の指示も拒否したことが分かった。A氏は外出を禁止した特別遵守事項を8回も違反したことが伝えられた。

裁判所は「被告人は保護観察を条件に執行猶予という善処を受けたのに、遵守事項を違反した」とし「違反した程度が重いため、執行猶予を取り消す」と明らかにした。

これに先立ち、A氏は昨年6月16日午後8時頃、仁川市甕津郡白ニョン島の港に停泊していた1.33トン級のモーターボートを盗んで、越北しようとした疑いで拘束起訴されていた。

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