光州マンション崩壊現場の28階で行方不明者が遺体で発見される=韓国(画像提供:wowkorea)
光州マンション崩壊現場の28階で行方不明者が遺体で発見される=韓国(画像提供:wowkorea)
韓国政府の中央捜査本部などによると、31日午後6時25分頃にクァンジュシ(光州市)の崩壊マンション28階部分でコンクリートや鉄筋などの残骸に埋もれた工事作業員1人を発見した。発見された人は、崩壊当時行方不明になった6人のうち1人だった。

 28階の行方不明者が遺体で発見されたことで、今回の崩壊事故による被害者は2人に増えた。

 光州消防安全本部のコ・ミンジャ本部長はこの日、緊急記者会見を開き「28階の窓際で発見した」と述べた。当局は遺族からの要請で、身元情報はマスコミに公開しないことにした。

 中央捜査本部は事故後に傾いたタワークレーンを部分的に解体した今月21~23日を基点に、行方不明者探しの拠点を崩壊したマンション上層部に移していた。

 一方、行方不明者の残り3人についても、24時間交代体制で捜索を続けている。行方不明になった6人は28~31階で建具、左官、消防設備の工事を担当していた建設作業員だったという。
Copyright(C) herald wowkorea.jp 104