浙江省・杭州、「オミクロン」封じ込めに成功か＝中国報道

浙江（せっこう）省は、本日（31日）開かれた新型コロナウイル感染症予防対策に関する記者会見で、浙江省で発生している「オミクロン株」感染は、現在統制が取れており社会的な感染拡大のリスクはほぼ抑え込んでいるとの見解を示した。

現在までに浙江省で確認された感染確定例83例のうち、集中隔離から72例、自宅隔離から3例が見つかっており、感染例はほぼ、外出規制などの管理コントロールをされている中から見つかっている。

また、今回の「オミクロン株」感染は、感染源が一定か所に集中しており、感染経路がはっきりとしている。浙江省杭州（こうしゅう）市にある飲食関連設備会社でクラスターが発生し、そこを中心として結婚式場、居住地などいくつかの集団の中で感染が広がっていったものと見られている。

特に29日以降、全ての新規感染者が集中隔離措置が取られている人の中から見つかっていることを受け、浙江省は今回の「オミクロン株」の感染は基本的に抑制できたものと見ている。