韓国の徐旭国防相は陸軍ミサイル司令部を訪れ、軍事対備態勢を点検した(画像提供:wowkorea)
韓国の徐旭国防相は陸軍ミサイル司令部を訪れ、軍事対備態勢を点検した(画像提供:wowkorea)
韓国のソ・ウク(徐旭)国防相は旧正月の連休中であるきょう(31日)、陸軍ミサイル司令部を訪れ軍事対備態勢を点検した。

韓国国防部(防衛省)は「ソ国防相はこの日の午前、陸軍ミサイル司令部を訪れ、最近北朝鮮による度重なるミサイル発射に関する軍事対備態勢を点検し、新型コロナウイルス感染症事態と旧正月連休の中でも任された任務に最善を尽くしている将兵たちを激励した」と明らかにした。

北朝鮮はことしに入り連日ミサイルによる武力示威を繰り広げ、ついに中距離弾道ミサイル(IRBM)まで発射した中、ソ国防相が韓国軍のミサイル作戦を遂行する核心部隊であるミサイル司令部を訪れたのには、「対北警告」の意味が込められているものとみられる。

韓国国防部は「今月27日の合同参謀議長による空軍作戦司令部訪問につづき、国防相が北朝鮮のミサイル対応に中心的役割を担っているミサイル司令部を訪問することは、軍の指揮部が総体的な軍のミサイル対応能力と対備態勢を点検するという次元のものだ」と説明した。

ソ国防相はミサイル司令部の軍事対備態勢を点検した後、主要指揮官・参謀たちとオンライン会議を行なった。

ソ国防相は現行の作戦と対備態勢の現況の報告を受け「北朝鮮はきのうのIRBMをはじめとして、この1月だけでも多様な種類のミサイルを7回にわたって発射した」とし「これは我々にとって直接的かつ深刻な脅威であり、国際平和と安全への重大な挑戦だ」と語った。

つづけて「現状況の厳重さを認識し、わが軍はどのような状況でも即対応できる万全な軍事対備態勢を維持しなければならない」とし「わが軍のミサイル探知と対応能力が極めて重要視される時だ」と強調した。

また特に「ミサイル司令部は有事の際、圧倒的な戦略的勝利を通して国民に信頼を与える強力な力であり抑止の核心部隊であることを肝に銘じなければならない」とし「平素から作戦遂行点検と訓練を通して、有事の際に即対応できる実行力を引き上げなければならない」と指示した。

Copyright(C) herald wowkorea.jp 96