グリーンランドでは、新型コロナ拡散防止措置として「禁酒令」が各行政区域で次々と発令された(画像提供:wowkorea)
グリーンランドでは、新型コロナ拡散防止措置として「禁酒令」が各行政区域で次々と発令された(画像提供:wowkorea)
人口の5分の1ほどが新型コロナウイルスに感染し非常事態となっている、北極圏デンマークの自治領グリーンランドで、新型コロナ拡散防止のための非常措置として「禁酒令」が、各行政区域で次々と発令された。

28日(現地時間)グリーンランドの全国紙“セルミシアク”によると、ケカッタ行政区域は今月11日に発令された禁酒令を延長することにし、27日夜からはセルメルソークとクヤレック行政区域で禁酒令が発令された。

ケカッタ行政区域長は「禁酒の決定は全ての人が望んでいるわけではないが、数日間続けるしかない状況だ」とし「今後の状況に合わせて、禁酒令の解除方案について検討していく」と語った。

国際統計ウェブサイト“Worldometer(ワールドオメーター)”によると、この日の午前1時基準で、グリーンランドの総感染者数は1万359人であった。総人口が5万6370人という点を踏まえると、人口の18.4%が新型コロナに感染したということになる。

問題は「感染拡大は、まだピークに達していない」という評価が支配的だという点である。

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