韓国最大野党“国民の力”は与党に対して「先“両者討論”・後“4者討論”」を提案した(画像提供:wowkorea)
韓国最大野党“国民の力”は与党に対して「先“両者討論”・後“4者討論”」を提案した(画像提供:wowkorea)
韓国の野党第一党“国民の力”はきょう(28日)、与党“共に民主党”(民主党)に対して「先“両者討論”・後“4者討論”」を提案した。

“国民の力”の討論交渉団はこの日、声明を出し「与党のイ・ジェミョン(李在明)次期大統領選候補は今月31日午後7~9時に、ユン・ソギョル(尹錫悦)“国民の力”候補との両者討論を受け入れよ」とし「放送3社主催の4者討論は、来月3日に開催することを提案する」と伝えた。

交渉団は「31日の両者討論が優先されなければならない」とし「新型コロナウイルス感染症の拡散状況の中、討論こそが国民に近づくことのできる最もよい選挙運動方式で、ユン候補は回数に制限のない両者討論を提案する」と語った。

また「ユン候補はイ候補に対して、国民を代表して聞きたいことが非常に多い」とし「新型コロナ事態の中で、国民に仕えることが何なのかを真剣に悩んだ末の提案だ」と説明した。

“国民の力”はこの日の午前にも民主党に「両者討論の受け入れ」を改めて求めた。これに対し民主党は「“国民の力”が、すでに予定されている4者討論の協議に参加することが先だ」と答えている。

民主党は「両者討論でも4者討論でも、そのすべてに応じる」という立場である。

ただ民主党は、イ・ユン両候補だけの “TV”討論を裁判所が禁止したことから「その主旨を受け入れ、地上波放送3社が提案した “4者討論”から決定していくのが先だ」とみている。

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