ソウルの保健所近くにできた新型コロナ検査を待つ人たちの長い列=(聯合ニュース)
ソウルの保健所近くにできた新型コロナ検査を待つ人たちの長い列=(聯合ニュース)
◇1日当たりコロナ新規感染者 来月には3万人以上も 新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の感染拡大が本格化するなか、政府は来月には1日当たりの新規感染者数が最大3万人以上に上るとの見通しを示した。政府の中央事故収拾本部の孫映レ(ソン・ヨンレ)社会戦略班長は、CBSラジオのインタビューで「オミクロン株が今後2~3週、または2月中に90%以上を占める支配種になるだろう」としながら「感染速度がデルタ株より2~3倍速いため感染者数の増加は避けられず、(来月には)1日2万~3万人かそれ以上もあり得るとみている」と述べた。◇コロナ自宅療養期間10日から7日に短縮 あすから 中央災難(災害)安全対策本部は定例会見で、26日から新型コロナウイルスの在宅治療(自宅療養)者の隔離期間を現行の10日から7日に短縮すると発表した。これに先立ち、政府が26日からワクチン接種を完了した感染者の隔離期間を10日から7日に短縮すると発表したことを受け、隔離中に受ける在宅治療の期間も7日に短縮した。ただし、ワクチン未接種者が感染した場合は3日間外出を自粛する「自主隔離」期間が追加される。◇北朝鮮 巡航ミサイル2発発射か 韓国の複数の軍消息筋によると、韓国軍合同参謀本部は北朝鮮が25日午前、巡航ミサイルと推定されるミサイル2発を朝鮮半島東の東海上に発射したとみて、機種などを分析している。北朝鮮は今年に入り、弾道ミサイルの発射実験を4回実施した。今回を含めると5回目の武力示威となる。ただ、巡航ミサイルの発射は弾道ミサイルと違い、国連安全保障理事会決議に違反しない。◇昨年の人口移動2年ぶり減少 ソウルは10万人の純流出 統計庁が発表した人口移動統計によると、転入届をベースに集計した昨年の全国の移動者数は721万3000人で、前年比6.7%(52万2000人)減少した。移動者が減少したのは2019年以来2年ぶり。広域自治体(17市・道)別にみると、ソウル(10万6000人減)、大邱(2万4000人減)、釜山(1万9000人減)など9地域で転出者が転入者を上回る純流出が発生した。
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