同コンソーシアムに参加していた、ジェテマ、イス(梨樹)アブシス、チョングンダン(鍾根堂)バイオ、バイネックスなどが脱退した。以降、ジェテマと梨樹アブシスは「スプートニクV」の権利を持つロシア直接投資基金(RDIF)と直接接触し、ワクチンのCMO契約を行った。
韓国コーラス・コンソーシアムは事実上、解体水準となっている。関係者は「我々の日程が遅延し、コンソーシアムによる生産も滞っていることが解体の主要因」と話した。同関係者はこの過程で、ワクチンの包装を担当することとなっていた鍾根堂バイオが「本業に支障が出た」ことを理由にコンソーシアムを離脱したことを明かした。またバイネックスはロシア側が要求した1000リットルのインキュベーターの使用を拒否し、コンソーシアムから外れたという。
ジェテマ、梨樹アブシスはコンソーシアムの離脱について、契約変更により自然発生したと説明した。「スプートニクV」はファイザーやモデルナのように2回の接種に分けられる。コンソーシアムは当初、1次接種分5億ドーズを生産することとした。しかしRDIFが2次接種分の生産を要求したという。2次接種分(アデノウィルス5型)は1次接種分(26型)と成分が異なり、生産難度が高い。
韓国コーラス・コンソーシアムの関係者は「ロシア側から、同国のワクチン26型と5型をともに生産すれば、洗浄バリデーションをしても汚染の危険があることを憂慮した」と話している。
Copyrights(C) Edaily wowkorea.jp 101