ことしも続く、ネイバーとカカオの技術チャレンジ=韓国報道(画像提供:wowkorea)
ことしも続く、ネイバーとカカオの技術チャレンジ=韓国報道(画像提供:wowkorea)
昨年12月、ネイバーが世界トップクラスの学会で人工知能(AI)関連の論文68件を発表したとの資料を出した。ネイバーラボス欧州やラインなど関連会社まで合わせれば、論文発表は112件にも達する。

2日後、カカオも同様の趣旨で注目すべき資料を出した。世界有数の学会にカカオエンタープライズが25件、カカオブレインが15件、計40件のAI論文が掲載されたというものだ。

AI技術は私たちの生活に浸透しており、技術適用の有無を人が感じられないほど良い技術だといえる。そこで注目されているのが「無人店舗」だ。カカオは市内に無人コンビニを設置し高度化に注力している。ことし下半期に無人コンビニが出現すれば、カカオのビジョン技術を活用したサービスである可能性が大きい。

一般の人が体感できない技術も内部で活発に研究中だ。そのうちの1つがAIの偏向性についての研究となる。AIが黒人の写真にゴリラのタグをつけ、論争となったという報道は記憶に新しい。カカオはこうしたことを事前に防ごうと、データセットの偏向性の有無を検証する技術を開発している。

昨年9月30日、ネイバーとカカオが確保した特許権は、それぞれ2472件、716件だ。現在はネイバーが大きくリードしている。約2年前から利益の規模が膨らんでいるカカオも研究開発に集中的に投資し、特許権の確保を加速するとみられる。

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