「性接待疑惑」イ・ジュンソク(李俊錫)国民の力代表告発事件、警察が25日にYouTubeチャンネル側を調査=韓国(画像提供:wowkorea)
「性接待疑惑」イ・ジュンソク(李俊錫)国民の力代表告発事件、警察が25日にYouTubeチャンネル側を調査=韓国(画像提供:wowkorea)
韓国警察がイ・ジュンソク(李俊錫)国民の力代表が過去、ベンチャー企業の代表から性接待を受けたという疑惑と関連した告発事件に本格的に着手した。

 20日、警察などによるとソウル警察庁の反腐敗・公共犯罪捜査隊は来る25日、李代表を告発した  YouTubeチャンネル「カロセロ研究所」(以下、カロセロ)側を召喚し、告発人調査を進める予定だ。

 これに先立ち、カロセロは先月27日、YouTube放送を通じて「李代表は2013年8月、アイカイストのキム・ソンジン代表からテジョン(大田)のあるホテルで130万ウォン(約13万円)相当の性接待を受けた」と主張していた。

 その後、カロセロは当時、ハンナラ党(国民の力の前身)非常対策委の委員だった李代表が、パク・クネ(朴槿恵)元大統領に斡旋するという名目で、キム代表から性上納と900万ウォン分の化粧品セット、250万ウォン相当の秋夕(チュソク、中秋節)の贈り物などを受け取った」とし、特定犯罪加重処罰法上の斡旋(あっせん)収賄および政治資金法違反の疑いで検察に告発した。

 庶民民生対策委員会と司法試験準備生会らも「カロセロが李代表を告発した事実は、検察捜査記録に基づいたもので信頼性がある」と主張し、検察に李代表に対する告発状を提出した。

 しかし、検察は該当事件が直接捜査開始の対象に含まれないと判断し、ソウル警察庁に事件を移送した。

 警察が本格的な捜査に着手したことを受けて、李代表も去る14日、該当疑惑に関する意見書や証拠資料などを警察に提出するなど、積極的な対応に乗り出した。

 これに関して、李代表は自らラジオ放送に出演し、「刑事裁判でわたしの名前が言及されたというが、わたしは捜査機関からそのような連絡を受けたことはない」と反論している。

 また、李代表は先月「カロセロが提起した内容は事実ではない」として、カン・ヨンソク弁護士とキム・セイ元記者を情報通信網法上の虚偽事実による名誉毀損(きそん)の疑いでソウル江南警察署に告訴した。

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