オミクロン株に全世界の感染者数、1月第一週1545万人、米国461万人=韓国報道(画像提供:wowkorea)
オミクロン株に全世界の感染者数、1月第一週1545万人、米国461万人=韓国報道(画像提供:wowkorea)
韓国中央防疫対策本部は、新型コロナウイルス「オミクロン変異株」の拡大により、全世界で新規感染者が、前週比60%近く増加する、急激な拡散傾向が続いていると、16日明らかにした。世界保健機関(WHO)によると、1月第一週目(1月3~9日)の全世界新規感染者数は1545万3286人で、前週比58.2%増えた。死亡者も4万3666人で、同期間3.6%増加した。

米国は、感染者が急増し、一日(1月6日)の新規感染者数としては歴代最多(87万1213人)を記録し、一日(1月8日)の新規入院者数が10万人当たり5.6人と、最大規模を記録した。米国の1月第一週目の感染者は461万359人、死亡者は1万1182人で、前週比それぞれ72.6%、25.6%増えた。オミクロン株の割合も、12月の第一週目0.6%から二週目7.5%、三週目39.4%、四週目71.6%、五週目92.3%、1月第一週目には98.3%まで急増した。

英国は、一日平均感染者が17万人以上発生し、4週連続週間発生歴代最多を記録した。入院患者は今月(1月)9日基準、1万9056人と増加傾向だが、人工呼吸器使用患者は小幅減少(816人)した。英国の1月第一週目の感染者は、121万7258人、死亡者1271人で、前週比それぞれ10.2%、38.3%増加した。

インドは、最近1週間の新規感染者は、前週比6倍以上増加し、オミクロン変異株の感染者が4461人(1月11日)を記録した。インドの1月第一週目の感染者は63万8872人、死亡者は2020人で、感染者は前週比6倍以上増えたが、死亡者は3.3%減少した。

日本では、一日の新規感染者発生が、3日の516人から10日には8144人まで急増した。また米軍部隊駐留地域(沖縄など)の発生が増加した。日本の1月第一週目の感染者は2万3168人、死亡者は9人であった。感染者数は、オミクロンの影響で734.3%も急増し、死者は50%増えた。

一方、中央防疫対策本部は、英国の研究結果などから、三次(ブースターショット)接種時、オミクロン変異株に対し70~75%の高い接種効果が確認されるという点で、ワクチン接種の必要性は依然として明らかだと説明した。これにフランスやドイツ、米国など、多数国家は、オミクロン流行に対応し、三次接種間隔を短縮、多くの対象者を迅速に接種しようと努力していると伝えた。米国の場合、今月7日、三次接種間隔を6か月から5か月に短縮し、英国、フランス、ドイツ、イスラエルなどは韓国と同様、3か月に短縮して施行中だ。

韓国中央防疫対策本部側は「国外事例や研究はもちろん、韓国国内での実際の接種資料から、接種効果がはっきりと証明されている」とし「未接種者は、事前予約または残余ワクチン予約後、当日接種を利用し、早期に接種に参加するよう改めて要請する」と強調した。

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