韓国メディア「聯合ニュース」は13日、英「デイリー・テレグラフ」の記事を引用し、中国の体育官僚が「新疆ウイグルで生産された綿を使用して製作したスキーウェア、手袋、帽子、耳当てなど2000セットを北京に送った」と言及したことを伝えた。
この官僚は、中国官営メディア「北京デイリー」に対し、「2022年北京冬季オリンピックに対する新疆の寄与」と話したという。
同件について、デイリー・テレグラフは”新疆ウイグルの綿花”は米国や英国、オーストラリア、カナダ、日本、リトアニアなどが人権問題を理由に北京五輪の外交的ボイコットを宣言した要因であるが、それと同時に、中国にとっては「愛国心を表現する象徴」になっていると分析した。
これに先立ち、米スポーツ用品大手のナイキやスウェーデンのアパレル大手H&Mは、新疆地区の綿花生産でウイグル族が強制労働をさせられていると報じられたことに懸念を表明。これがきっかけで中国で激しい反発に直面していた。
Copyrights(C)wowkorea.jp 4