ソウル市の新型コロナ新規感染者1208人…「活動量多い20・30代の感染増加」(画像提供:wowkorea)
ソウル市の新型コロナ新規感染者1208人…「活動量多い20・30代の感染増加」(画像提供:wowkorea)
ソウル地域の新型コロナウイルス新規感染者が2日連続1000人台を記録している。ことしに入り900人台に減少していた感染者数が小幅に増加に転じたものの、先月に1日3000人を超える感染者が発生し大流行が続いた状況はやや落ち着いた様子だ。ただ、オミクロン株の拡散により再度感染が拡大するかもしれないという懸念も出ている。

6日ソウル市によると、きょう午前0時基準のソウル地域の新規感染者数は1208人と集計された。これは前日(1412人)より204人減り、1週間前(1721人)より513人減少した水準だ。オミクロン株の感染者は5日午前0時基準で316人だ。このうち海外流入は296人、国内感染は20人だ。

ソウル市の新規感染者数は、昨年11月から始まったウィズコロナ(段階的な日常回復)体制後、急激に増加したものの、最近は再び減少する傾向にある。昨年11月30日の新規感染者数が2222と初めて2000人を超えたのに続き、12月には14日3166人、15日3056人と、約2週間で3000人台を超えた。先月18日に強化された「社会的距離の確保」が施行され、週末および寒波の影響で検査数が減少したことで、19~20日の2日間は1000人台に減少したものの、再び2000人台後半の感染者が発生した。その後、25日から1000人台を記録した感染者数は今月3~4日に900人台にまで減少したが、再び1000人を超えた。

また、これまで60代以上の感染者の割合が高かったのに比べ、最近は社会的活動が多い20~30代の感染者が急増している。きょうの新規感染者は20代が209人(17.3%)で最も多かった。続いて40代が196人(16.2%)、30代が190人(15.7%)、50代が155人(12.8%)の順だ。ソウル市関係者は、「60代以上は3次接種率が約80%であるのに比べ、20~30代は20%の水準」とし、「活動や移動量も若い層が多いという点が影響を与えているとみられる」分析している。
Copyrights(C) Edaily wowkorea.jp 85