中央災難安全対策本部は31日、こうした内容を骨子とした「社会的距離の確保強化措置、2週間延長」を決定した。期間は2022年1月3日から1月16日までの2週間だ。
今回の防疫措置調整では、最大4人の私的集まりの人数基準、午後9時までの食堂・カフェの営業時間基準など多重利用施設における運営時間制限、イベント・集会基準、宗教施設などすべての事項が現行のまま維持される。ただ、防疫的効果を維持する水準で現場の意見を反映し、一部細かい調整が追加される。
映画館・公演場の運営時間をこれまでの午後10時から上映・公演開始時間を基準に午後9時まで入場できるように調整する。防疫当局は、「現行の午後10時基準を適用する場合、2~3時間の上映時間により運営上の問題が大きいため、危険性が比較的低い施設・利用の特性を考慮した措置」と説明した。
これとともに、ゲームセンターやカジノ、PCバン、学習塾などは営業制限時間を午後9時から午後10時に1時間延長する。
防疫パスについても一部調整した。QRチェックなどの電子出入り名簿の適用対象である3000平方メートル以上の大規模店舗(商店・スーパー・百貨店)にも防疫パスの適用を追加する。
百貨店および大型スーパーなどは出入りの管理が難しいため、これまで防疫パスの適用から除外されていた。しかし防疫的な危険性および他施設との公平性の問題が持続的に提起されてきた点が考慮された。ただ、現場での混乱を最小化させるため、1週間の準備期間を経て1月10日から施行し、啓発期間も16日まで1週間付与する。
当初、来年2月1日から適用することになっていた青少年の防疫パスの施行時期は、来年3月1日に調整し、啓発期間を3月31日まで1か月付与する。これは12月に期末試験があったため接種機関が短かかったこと、まだ青少年の接種完了率が十分ではない点、来年3月の新学期開始などの学事日程を考慮した措置だ。
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