韓国の新規コロナ感染者５千人下回る　重症者は１１日連続１千人超

【ソウル聯合ニュース】韓国の中央防疫対策本部は３１日、この日午前０時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前０時の時点から４８７５人増え、累計６３万８３８人になったと発表した。前日（５０３７人）に比べ１６２人少なく、５０００人を下回った。重篤・重症患者は１０５６人となり、１１日連続で１０００人を超えた。　防疫当局は先週から１～２週の時差を経て重症者の数が減少に転じる可能性があるとみているが、これまでのところ目立った減少傾向は表れていない。　政府は私的な集まりを最大４人に制限し、飲食店・カフェなどの施設の営業時間を午後９時までとする現行の防疫措置を来月２日から２週間延長すると明らかにした。　新型コロナによる死者は１０８人増え、計５５６３人となった。死者数は２３日の１０９人に次いで過去２番目に多かった。　変異株「オミクロン株」の新たな感染者は２６９人で、累計８９４人となった。