李氏(左)と尹氏(資料写真)=(聯合ニュース)
李氏(左)と尹氏(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の世論調査会社4社が9日に発表した来年3月の大統領選候補の支持率は革新系与党「共に民主党」の李在明(イ・ジェミョン)前京畿道知事が前週より5ポイント上昇の38%、保守系最大野党「国民の力」の尹錫悦(ユン・ソギョル)前検事総長は2ポイント上昇の36%となった。

 尹氏が党公認候補に選出された先月第1週以降、同調査で李氏の支持率が尹氏を上回るのは初めて。

 中道系野党「国民の党」の安哲秀(アン・チョルス)代表の支持率は4%、革新系野党「正義党」の沈相ジョン(シム・サンジョン)元党代表は3%だった。

 当選の見通しを問う質問には李氏と尹氏のいずれも39%の支持を得た。

 大統領選で「国政運営に対する審判のため野党候補に投票すべき(政権審判論)」との回答は46%、「安定的な国政運営のため与党候補に投票すべき(国政安定論)」は42%となった。

 経済政策を一番しっかりと実施すると思われる候補を尋ねる質問には回答者の42%が李氏、25%が尹氏を挙げた。

 一方、文在寅(ムン・ジェイン)大統領の支持率は43%、不支持率は52%だった。

 政党支持率は国民の力が35%、共に民主党が34%、正義党と与党系「開かれた民主党」がいずれも4%、国民の党が3%だった。

 調査はエムブレインパブリック、ケイスタットリサーチ、コリアリサーチ、韓国リサーチの4社が6~8日、全国の18歳以上の1004人を対象に実施した。


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