「コロナワクチン未接種者を社会的にいじめている」…会社員たちが苦情を訴える=韓国(写真と記事は無関係)(画像提供:wowkorea)
「コロナワクチン未接種者を社会的にいじめている」…会社員たちが苦情を訴える=韓国(写真と記事は無関係)(画像提供:wowkorea)
韓国政府が新型コロナウイルス感染症の拡散を防ぐため、防疫パス(ワクチンパス)の適用範囲を拡大したことを受け、基礎疾患者や副作用の不安によりワクチン接種を受けていない人たちの不満が高まっている。

特に会社員たちはワクチン未接種による不利益が業務現場で現実化しているとして、苦情を訴えている。

キョンギド(京畿道)ソンナム(城南)市プンダン(盆唐)区に居住し、クァンファムン(光化門)にある会社に勤務する会社員孔さん(28)は7日「会社員たちは突然に拡大適用されたワクチンパスによって、会社生活はもちろん、年末年始の計画にも支障が出ている」と述べた。

孔さんは「ワクチン接種を受けなかった職員は同僚たちと昼食を食べに行き、ワクチン未接種者という理由のために1人で食事をすることになる。ワクチン接種を受けなければ社会的に『いじめ』に遭うのと何が違うのか」と怒りをあらわにした。

ブースターショットの接種を受けるべきかどうかについても、会社員たちは様子をうかがい続けている。会社員たちが集まった匿名コミュニティ‘ブラインド’にはブースターショット関連の書き込みが相次いで掲載されている。

公務員だと明らかにしたある利用者は「ブースターショットを打けるようにとの公文が届いたが、ワクチン接種を受けて、とても苦しかったので受けるべきか悩んでいる」と打ち明けた。また別の公務員利用者も「職場はブースターショットを受けざるを得ない雰囲気だ」と書いた。

看護師として在職しているという利用者は「ブースターショットの接種を拒否したいが、できるかどうか分からない。受けなければ私だけが疎外されるだろう」と懸念を示した。私企業に勤める別の利用者は「一般の会社でもブースターショットの接種を事実上強制している。継続的に面談し、名簿を管理するので、受けないわけにはいかない」と述べた。

接種問題に悩むのは警察も例外ではない。警察は、初めてワクチンを導入した時のように組織内の接種者名簿は管理しないものの、ブースターショットの接種を積極的に促している雰囲気だ。

特に最近、一線の警察署で感染者が大量に発生して、この日は警察庁でも感染者が2人発生し、接触者が相次いで検査を受けている状況だ。

ある警察コミュニティには「ワクチンはあまり効果もないようで耐えているが、チーム別にワクチン未接種者を確認した」、「ワクチンを受けていない人は、勤務評価で報復されるかもしれない」といった書き込みが掲載された。

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