韓国最大野党「国民の力」のユン・ソクヨル(尹錫悦)大統領選候補は、6日、選挙対策委員会の発足式に出席する。尹候補が、国民の力の大統領選候補に選出されてから1か月ぶりのことである。

尹候補は、同日午後2時、ソウルソンパグ(松坡区)に所在するKSOPドームにおいて開催される中央選挙対策委員会の発足式に出席する。この行事には、イ・ジュンソク(李俊錫)代表、キム・ギヒョン(金起ヒョン)院内代表ら党指導部とキム・ジョンイン(金鐘仁)総括選挙対策委員長、キム・ビョンジュン(金秉準)常任選挙対策委員長ら選挙対策委員会の主要メンバーが出席する。

尹候補は前日、フェイスブックに「明日の選挙対策委員会の発足式において、金鐘仁・総括選挙対策委員長、金秉準と李俊錫・常任選挙対策委員長、そして、同志たちと団結した力をお見せする」と強調した。彼は「私は、多少時間が掛かっても、正しい道に進むために待って耐えることが何よりも重要だと考える」と投稿した。彼は「政権交代のためなら、私はいくらでも大きい困難に耐えられる。果敢に推進しなければならない時は推進するが、待たなければならない時は待つ、それが私のリーダーシップである」と記した。

また、「多くの方が、後は政権交代だけだと話す。しかし、己惚れない。より低姿勢で選挙運動に臨む」とし、「国民の力の大統領候補に選出され、少なくない時間が流れた。選挙対策委員会の構成を決定する過程において、不本意にも多くの困難があった。また、党員と国民に不安とご心配をお掛けした。何度も申し訳なく思うと同時に、悩んだ時間だった」と記した。

更に、「しかし、私は出馬表明でも明らかにしたように、9個の間違いがあったとしても残りの1つ、すなわち政権交代に対する意志が同じであれば、共に進むという信頼の下、これまでやってきた」と記した。

尹候補は「私はドイツ帝国の宰相ビスマルクが語った『政治は可能性の芸術』という言葉を信じている」とし、「皆が出来ないと思うことを、対話を通じて達成することが政治であり、それが政治の魅力である」と記した。

彼は「今回の大統領選挙は国の命運を分ける選挙である」とし、「大韓民国が前進するか、後退するかを決定する選挙である。来年3月9日、必ず勝利する」と強調した。

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