今季限りで引退の松坂、花束を持ったイチローの登場に涙=韓国報道(画像提供:wowkorea)
今季限りで引退の松坂、花束を持ったイチローの登場に涙=韓国報道(画像提供:wowkorea)
日本プロ野球界のエースとして活動した投手・松坂大輔(41)が引退式で先輩のイチロー(48)のサプライズに涙を流した。

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 日本のスポーツニッポンや米国のESPNなどは5日、「松坂が自身の引退式で花束を持ってきたイチローを見て涙を流した」と報道した。

 松坂の引退式は今月4日(きのう)、埼玉県所沢市にある西武ドームで行われた。この球場は松坂がプロデビューと現役最後の投球をした西武ライオンズのホーム球場だ。

 ファンに別れのあいさつをした松坂は「これまでファンの皆さんのおかげで幸せだった」と震える声で感謝の気持ちを伝え、グラウンドを回った。

 しばらくして電光掲示板にイチローが登場し、「何と言っていいか分からない。僕の気持ちを伝える方法はこれだけだった。許してほしい」という映像が流れた。松坂は先輩の引退祝いを黙々と眺めていた。

 すると、1塁の方からスーツ姿で花束を持ったイチローが出てきた。びっくりした松坂に近づいたイチローは「お疲れ様。本当に長い間、一生懸命頑張った」と激励の言葉をかけた。その瞬間、松坂はこらえていた涙を流した。

 松坂は「イチロー先輩の登場は想像もできなかった。こらえていた涙が出てしまった」と述べた。

 松坂とイチローは日本プロ野球の投手と打者を代表するスターだ。

 松坂は高校生だった1998年、甲子園(日本高校野球大会)の決勝戦でノーヒットノーランを記録し、スター選手の仲間入りをした。1999年に西武ライオンズに入団した後、日本のプロ野球で219試合114勝65敗1セーブ、平均自責点3.04を記録した。

 2007年から2014年までは米国のメジャーリーグで活躍し、通算158試合56勝43敗1セーブ、平均自責点4.45の記録を残した。

 イチローは、日本と米国で個人通算4367安打を記録した日本プロ野球のアイコンだ。

 2人は2006年と2009年にワールドベースボールクラシック(WBC)に出場し、日本の連続優勝をけん引した。

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