ファイザーとモデルナ、「オミクロン株」に3~4か月以内に対応可能=韓国報道(画像提供:wowkorea)
ファイザーとモデルナ、「オミクロン株」に3~4か月以内に対応可能=韓国報道(画像提供:wowkorea)
製薬・バイオ業界に注目が集まっている。新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」が全世界を襲う中、ファイザー・モデルナなど製薬会社は「100日以内に『オミクロン株』に対応したワクチンを開発できる」と明らかにした。食品医薬品安全処は、ヒューゼルやファーマリサーチバイオのボツリヌストキシン製品の許可取り消しを強行した。

既存の変異株「デルタ株」より感染力が強いとされる「オミクロン株」の急速な広がりに対して、米国の製薬会社ファイザーとモデルナなどは100日以内にこれに対応するワクチンを開発できると自信を示した。ファイザーとバイオエンテックは「『オミクロン株』が既存のワクチンを回避できるかどうかを2週間以内に判断した後、6週間以内に既存のmRNAワクチンに適応させ、100日以内に新しいワクチンを作製することができる」と主張した。

モデルナも60日以内に「オミクロン株」に対応した実験用ワクチンの開発と臨床準備に着手し、新しいワクチンの生産までに90日ほどを要すると見通している。両社はいずれもウイルスの変異に対応するための研究を続けてきており、これを通じて開発期間を短縮できると説明している。米食品医薬品局(FDA)の承認には3~4か月かかると予想している。

食品医薬品安全処はヒューゼルとファーマリサーチバイオのボツリヌストキシン製剤6品目について許可を取り消す立場だ。両社はソウル行政裁判所に「行政処分の効力停止を求める仮処分」を申請して対抗した。6品目に対する許可の取り消しと製造・操業停止および回収・廃棄処分は13日に発効する。
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