文在寅大統領の「終戦宣言支持」要請に…米国防長官「対北朝鮮外交の努力に変わりなはい」(画像提供:wowkorea)
文在寅大統領の「終戦宣言支持」要請に…米国防長官「対北朝鮮外交の努力に変わりなはい」(画像提供:wowkorea)
ムン・ジェイン(文在寅)大統領は2日、ロイド・オースティン米国防長官と会って「朝鮮半島の平和への旅が続くためには、米韓間の緊密な協力が何よりも重要だ」と朝鮮半島の終戦宣言に対する関心と支持を要請した。これに対して、オースティン長官は「米国が北朝鮮に対して外交的努力を傾けるという点は変わらない」と答えた。

文在寅大統領はこの日午後、韓国大統領府本館でオースティン長官と会い、40分間にわたり北朝鮮の非核化のための米韓協力案をはじめとする朝鮮半島における平和プロセスの進展案について対話を交わした。

パク・ギョンミ韓国大統領府報道官の書面会見によると、文在寅大統領は「韓国政府は次期政府に米朝対話と南北対話が進行中である状況を引き継ぐために、朝鮮半島の終戦宣言を提案した」とし、朝鮮半島における終戦宣言の重要性を力説した。

また、今年9月にハワイで開かれた米韓遺体相互引渡し式のために協力と支援を惜しまない米国側に感謝の意を伝え、「米韓同盟が安保同盟を越えて経済・技術・保健など未来志向的で包括的な同盟に発展している」と述べた。

これに対して、オースティン国防長官は「今日、米韓安保協議会(SCM)が生産的に進行され、多様な戦略的懸案について議論する意味のある時間だった」と評価し、「韓国が成功的なミラクル作戦を通じて、アフガニスタンの協力者を救出したことは、韓国と米国の素晴らしいパートナーシップを示している」と述べた。

続けて、SCMで在韓米軍基地の返還、特にヨンサン(龍山)基地の公園化計画について聞いており、「公園が造成されれば訪問したい」と述べた。文在寅大統領は「龍山基地が自然公園化されれば米韓間の深い友情の象徴として永遠に残るだろう」と答えた。
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