朴洙賢・国民疎通首席秘書官(資料写真)=(聯合ニュース)
朴洙賢・国民疎通首席秘書官(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国青瓦台(大統領府)の朴洙賢(パク・スヒョン)国民疎通首席秘書官は2日、新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」感染拡大により防疫措置が強化される可能性について、状況に応じた柔軟な対策が必要だとしたうえで、「急激な強化よりは(現在の措置を)どのように微調整するかを発表することになる」と明らかにした。動画投稿サイト「ユーチューブ」で配信されたニュース番組で語った。  朴氏の発言は、政府が防疫対策を強化した場合に小規模事業者や自営業者が受ける被害が大きく、市民生活に影響を及ぼす可能性があると懸念しているものと受け止められる。 朴氏は、11月から始まった新たな防疫体制「段階的な日常生活の回復(ウィズコロナ)」を後退させる可能性については、現時点では元の防疫措置に戻す予定はないとの考えを示した。 また、ウィズコロナへの移行が時期尚早だったのではないのかとの指摘には「市民生活と防疫のバランスを取り、最適の案を選択した」と反論した。
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