韓国国土部長官、オミクロン流入阻止へ 入国時防疫に総力を(画像提供:wowkorea)
韓国国土部長官、オミクロン流入阻止へ 入国時防疫に総力を(画像提供:wowkorea)
韓国国土交通部(国交省に相当)ノ・ヒョンウク(盧炯旭)長官が、インチョン(仁川)国際空港を訪れ、新型コロナウイルスの新変異株オミクロン流入阻止のため、入国時の防疫に全力を尽くすとした。

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1日、国土部報道官室によると、盧長官は同日仁川国際空港を訪れ、新型コロナウイルスに関する入国防疫対応体系及び空港防疫管理状況を確認した。

盧長官は関係者らに、防疫管理に最高レベルの警戒心を持って入国防疫強化に万全を期するよう呼びかけた。また、海外からの入国者が仁川空港に到着したのち、特別入国手続きなどを経て入国する過程を直接確認し、防疫体系と動線管理に問題がないかも点検した。

盧長官は「韓国国内では感染者数が急増し、海外ではオミクロン株への感染事例が相次いで報道されるなど、国内外の防疫状況が非常に深刻だ。そのため、韓国入国時の最初の通過口であり、防疫管理の最前線である仁川空港で、海外からの入国者に対する防疫管理をより一層徹底すること」を注文した。

新型コロナウイルスの拡散を防ぐため、現場で総力を尽くしている空港・防疫従事者たちの努力に感謝の意を表し、「今が韓国の防疫対応に重大な局面であることを認識し、これからも徹底的な航空防疫網を維持するため、防疫管理に一層厳重に臨んでくれるはずだ」とも強調した。

防疫当局によると、韓国国内では仁川在住の40代の夫婦が、先月14~23日にナイジェリアを訪問した後24日に帰国、翌25日に新型コロナウイルスへの感染が確認された。追加で、知人の40代男性1人と夫婦の同居家族2人のうち1人も感染が確認されている。

その後、知人男性に対する変異の分析検査でオミクロン株への感染が疑われると、当局は夫婦と知人、子どもら4人に対するオミクロン株確定検査を進めている。先に検査をおこなった夫婦と知人については、早ければきょう午後9時以降検査結果が出る見込みで、子ども1人については今週中に明らかになる予定だ。
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