韓国中央事故収拾本部のソン・ヨンネ社会戦略班長(画像提供:wowkorea)
韓国中央事故収拾本部のソン・ヨンネ社会戦略班長(画像提供:wowkorea)
韓国の防疫当局は、新型コロナウイルス感染症の新たな変異株“オミクロン”がすでに地域社会に拡散している可能性に関する調査を行なっている。これは、ナイジェリアから韓国に帰国したインチョン(仁川)市に住む夫婦とその知人・家族の計4人がオミクロン株に感染した疑いがあることによるものである。

先月24日にナイジェリアから帰国したこの夫婦がもしオミクロン株に感染していたなら、さらに感染判定を受けた地域で多くの人々と会っていたなら、仁川を中心にオミクロン株感染者が続出する可能性がある。これら4人のオミクロン株感染に関する検査結果は、きょう(1日)の夜か明日の午前に判明するものとみられる。

中央事故収拾本部のソン・ヨンネ社会戦略班長はきょう、韓国のラジオ番組とのインタビューで「オミクロン株感染疑いのある人たちが地域社会で接触した人を調査している」と語った。

ソン班長は「オミクロン株感染が疑われている4人に対する分析結果がデルタ株の分析結果とは異なる様相をみせ、ナイジェリアがオミクロン株の影響を受ける地域であるため、非常に疑わしい」とし「4人の感染経路が同じであることから同一のウイルスだとみており、最終検査結果は今日の夜か明日の午前中に判明するだろう」と語った。

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