韓国の金富謙 首相(画像提供:wowkorea)
韓国の金富謙 首相(画像提供:wowkorea)
韓国のキム・ブギョム(金富謙)首相は “段階的日常回復(ウィズコロナ)”の施行から1か月を迎えるきょう(30日)「不要不急の団体の集まりは取り消し、大切な人と会う約束は来年に延ばしてくださることを切にお願いする」と求めた。

キム首相はこの日の国務会議で「我々は重要な変曲点の上に立っている。もし新型コロナウイルス感染症の新たな変異株“オミクロン”が流入すれば、今の状況では対応するのが困難になり得る」と語った。

韓国政府によると、ここ1週間(11月24~30日)に発生した一日の新規感染者は4415人→3937人→3899人→4067人→3925人→3309人→3032人で、一日平均は3755人である。

今月の23日から6日間連続で過去の最多値を更新し続け、前日発表値は多少減少したが、きょうの発表では再び上昇に転じた。

キム首相は「今は非常状況だ」とし「今は政府の総力的対応が必要な時だ。全省庁が防疫当局だという覚悟で、あらゆる力を防疫に集中させてほしい」と注文した。つづけて「少なくとも12月の1か月は全体の人員を防疫に投入してでも、全ての省庁が非常なる覚悟で新型コロナとの戦いに乗り出してほしい」と強調した。

特にキム首相は「小規模事業者たちがこれまで甘受してきた被害と苦痛を考えれば、日常回復を後退させることはできない」とし「いまやワクチンは防疫の基本となった。まだ接種をためらっている方々は、隣人と共同体のためにワクチン接種を急いでほしい」と訴えた。つづけて「ブースター接種(追加接種)も必須だ。速やかなブースター接種をお願いする」とし「青少年の接種率はまだわずかであり、今すぐにでもワクチン接種を予約してほしい」と求めた。

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