台湾の研究者「中台の平和を確保し、民族復興を実現することが最重要」=中国報道(画像提供:wowkorea)
台湾の研究者「中台の平和を確保し、民族復興を実現することが最重要」=中国報道(画像提供:wowkorea)
台湾の淡江大学両岸関係研究センターの張五岳主任が26日、「第八回両岸智庫学術論壇」にオンラインで参加した。

 張主任は学術論壇で「今年は辛亥革命から110年目にあたる。当時の孫文がもたらした革命の初志と歴史的使命を探り、両岸(中台)がその革命の志を実践し、中華民族の復興を実現していかなければならない。まず、台湾海峡の不変の平和的発展を確保し、両岸人民が戦争のない平和な生活を送れるようにしなければならない」と述べた。

 張主任はさらに「台湾海峡の平和と安定を維持するためには、前もって危機管理をしていく必要がある。国粋的な民意が高まり、双方の敵意が深まることを防止しなければならない。それが両岸の政治家の最重要課題である」とし、特に「激烈なネット上の国粋的言論に左右されてはならない」と主調した。

 また、政治的な対立に対しては、中台が経済的・文化的交流を強化することで相互理解を深めていくことの重要性を強調した。

 「第八回両岸智庫学術論壇」は、中国社会科学院台湾研究所、中華全国台湾同胞聯誼(ピンイン)会、全国台湾研究会、厦門(アモイレ)大学台湾研究院、台湾二十一世紀基金会、台湾中国文化大学社会科学院が共同で主催。中台の専門家と台湾企業家ら約90人がオンラインで参加した。
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