韓国教育部「青少年ワクチンパス」導入保留 改めて意見集約へ(画像提供:wowkorea)
韓国教育部「青少年ワクチンパス」導入保留 改めて意見集約へ(画像提供:wowkorea)
18歳以下のワクチン接種率を高めるため、議論されていた「青少年防疫パス(接種証明・陰性確認制)」の導入が見送られた。ワクチン接種を強制するものだという批判もあり、改めて意見をまとめていくという。

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政府は29日、「ウィズコロナ(段階的な日常回復)に向けた医療・防疫継続対応計画」を発表した。

政府は「私的な集まりを縮小したり、レストランやカフェの未接種者を減少させる案、防疫パス適用対象を拡大する案など様々な意見が議論された。しかし国民の不便さへの懸念や経済への影響が大きく、社会的意見をさらに集約する必要があると判断し、追加意見の集約をおこなっていく予定」とした。

最近、学生の新型コロナ発生率が大人より高くなっており、青少年防疫パス導入が検討されていた。ソウル大学小児青少年科のチェ・ウンハ教授によると、直近4週間の小児・青少年10万人当たりの感染者数は99.7人で、大人の76.0人より増えていた。このため青少年対象の防疫パス導入が議論されたが、ワクチン接種を判断する自由を侵害するという意見もあり、今後改めて意見の集約をおこなうものとみられている。
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