「通勤地獄」、ソウルの通勤・通学にかかる時間が37分と全国1位=韓国(画像提供:wowkorea)
「通勤地獄」、ソウルの通勤・通学にかかる時間が37分と全国1位=韓国(画像提供:wowkorea)
統計庁の「2020年人口住宅総調査 標本集計結果」によると、ソウル市の平均通勤・通学時間は片道37.2分と全国でもっとも長かった。

首都圏ではキョンギド(京畿道)が35.3分、インチョン(仁川)市が35.0分だった。首都圏以外では釜山市が30.3分と最長で、これに28分のテグ(大邱)市、26.5分のセジョン(世宗)市が続いた。もっとも短かったのはカンウォンド(江原道)で19.7分だった。

交通手段別でみると、乗用車や乗合自動車を利用する人が1222万9000人(43.7%)と最大。徒歩は18.3%、市内バスなどのバスが13.4%だった。2015年と比べて乗用車と乗合自動車を利用する人が6.3%、電車や地下鉄を利用する人が1.6%、それぞれ増えた。一方で徒歩は6%減少した。

都市別でみると、通勤・通学でソウル市に流入する人口は143万6000人となる。ソウル市からの流出は62万2000人で、純流入は81万4000人となった。

仁川市や京畿道からソウル市に通勤・通学する人口は142万人と2015年から4万8000人減少した。首都圏の通勤人口は1199万5000人と2015年に比べ37万8000人増加した半面、通学人口は236万5000人と44万2000人減った。

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