韓国の尹錫悦 次期大統領選候補(写真中央)は本格的な大統領選レースにエンジンをかけた(画像提供:wowkorea)
韓国の尹錫悦 次期大統領選候補(写真中央)は本格的な大統領選レースにエンジンをかけた(画像提供:wowkorea)
来年の3月9日に行われる韓国の大統領選挙が残り100日となる中、最大野党“国民の力”のユン・ソギョル(尹錫悦)次期大統領選候補は「公正・民生・未来」を核心ビジョンとして掲げ、本格的な大統領選レースにエンジンをかけた。同党選挙対策委員会のクォン・ソンドン総合支援総括本部長(同党事務総長)はきょう(29日)「残り100日間のユン候補の歩みは『公正・民生・未来の価値』を最優先にしていく」と語った。

クォン本部長は韓国の新聞社“ヘラルド経済”とのインタビューで「この3つ(公正・民生・未来)の価値の実現を通して、究極的には分裂した国民を統合させる国家指導者の姿を提示していく」と語った。

また「ムン・ジェイン(文在寅)政府により5年の間に社会全般の分野で崩壊した『公正』をきちんと立て直し、誤った経済・不動産政策・非合理的防疫政策により崩壊した『民生経済』を回復させる」とし「『未来世代』である青年のために、大統領候補としての歩みを100日間お見せする」と約束した。

実際ユン候補は連日、青年と不動産・民生経済に対するメッセージを発信している。

クォン本部長は今回の大統領選を「常識のユン候補と非常識のイ・ジェミョン(李在明)与党“共に民主党”候補の戦いだ」と定義した。クォン本部長は「今回の大統領選は、基本的に合理主義とポピュリズムの戦いだ」とし「ユン政府が発足すれば国民の生活がどのように変わっていくかに対する具体的な政策とビジョンを、常に提示していく」と約束した。

つづけて「特に国民の生活に大きな影響を及ぼしている不動産問題を最優先に解決していく」とし「国民の民生を回復させ公正を守り未来を志向する姿勢で、選挙期間の最後まで臨んでいく」と強調した。

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