韓国で「シボレー・タホ」販売へ、起亜「カーニバル」のライバルとなるか(画像提供:wowkorea)
韓国で「シボレー・タホ」販売へ、起亜「カーニバル」のライバルとなるか(画像提供:wowkorea)
韓国ゼネラル・モーターズ(GM)が、韓国市場で車中泊などが可能な大型車に対する需要が増え続けていることし、スポーツタイプ多目的車(SUV)「コロラド」や同「トラバース」の好調を受け、「シボレー・タホ」の韓国での販売を決定したもようだ。

韓国で大型車の人気が上昇している点も、「シボレー・タホ」販売の要因だ。韓国でセダンの販売割合は2015年の58.6%から昨年は47.7%へと縮小した一方、RV車は同期間、41.4%から52.3%へと拡大した。

「シボレー・タホ」は全長5351ミリメートル(mm)、全幅は2058mmで、全長5200mm・全幅2000mmの「トラバース」よりも余裕があり、起亜自動車のミニバン「カーニバル」(全長5155mm、全幅1995mm)よりも大きい。

また北米市場での価格は、約6000万ウォンとなっている。ことし韓国で販売されたもっとも大きなSUVの1つである、GMの高級車ブランド「キャデラック」の「エスカレード」(1億5357万ウォン)や、トヨタのミニバン「シエナ・ハイブリッド」(6200万~6400万ウォン)よりも安価だ。

韓国GMの関係者は「『シボレー・タホ』は来年1~3月期中の販売を予定しているが、具体的な時期は未定。米国本社と協議し、どんなモデルを販売するかを決定する」と話した。



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