日本政府が岸田文雄首相の経済対策に投入する財源調達のために巨額の国債を発行する。

 共同通信が25日に報じたところによると、日本政府は岸田内閣発足後、初めて設けた経済対策を推進する上で必要な財源として、22兆580億円規模の国債を追加発行することを決めた。赤字国債を発行するということだ。

 国債の追加発行計画は、26日の閣議で決定される2021会計年度(2021年4月~2022年3月)の補正予算案に反映される。

 2021年度本予算に盛り込まれた43兆6000億円規模の新規国債を含めれば、今年の赤字国債発行規模は65兆円を超える見通しだ。

 日本のマスコミは今回の国債の発行規模は新型コロナ対策で歴代最大の108兆6000億円を記録した昨年度の60%水準だが、世界金融危機当時である2009年度の52兆円を上回り、歴代で2番目に大きな規模だと伝えた。

 岸田内閣は今月19日に「新型コロナで低迷した経済を立て直す」という名分のもと、財政支出基準で計55兆7000億円規模の経済対策を決定し、不足する財源を国債発行でまかなうことにした。

Copyright(C) herald wowkorea.jp 84