韓国サムスン電子・SKハイニックス、世界のNANDフラッシュ市場の半分を占める(画像提供:wowkorea)
韓国サムスン電子・SKハイニックス、世界のNANDフラッシュ市場の半分を占める(画像提供:wowkorea)
台湾の市場調査会社、トレンドフォースによると、サムスン電子のことし7~9月期におけるNANDフラッシュの売上高は4~6月期から16.5%増の65億1000万ドル(USD)を記録した。市場シェアは4~6月期の34.0%から7~9月期には34.5%へと、0.5%増加した。

データセンターやスマートフォン市場を中心に、多くの需要を見せたことが影響した。とくに主要なスマートフォンブランドが、10~12月期におけるフラッグシップモデルの販売を前にNANDフラッシュ調達に乗り出し、市場拡大につながった。

SKハイニックスの7~9月期におけるNANDフラッシュの売上高は、4~6月期より25.6%増の25億4500万ドルを記録した。市場シェアは1.2%増の13.5%となった。サムスン電子、日本のキオクシアに次ぐ3位となっている。

7~9月期基準で、サムスン電子とSKハイニックスといった韓国企業の市場シェアは48%に達したこととなる。

2位となったキオクシアのシェアは19.3%、米ウエスタンデジタルは13.2%で4位、米マイクロンが10.4%で5位に、それぞれ位置づけた。

ことし7~9月期における、全体のNANDフラッシュ市場は4~6月期から15.0%増の188億7910万ドルを記録した。ビット出荷量は11%、平均販売価格は4%、それぞれ上昇した。



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