金富謙、国務総理(画像提供:wowkorea)
金富謙、国務総理(画像提供:wowkorea)
韓国のキム・プギョム(金富謙)国務総理は26日、段階的な日常回復以降、コロナ感染者が急増し、営業時間の制限や私的な集まりの人員制限強化など、いわゆる‘緊急停止’について「後退カードを使うのは難しい。『一歩下がる』は駄目だ」と述べた。

特に首都圏の医療対応システムが限界に達している点を強調し「今、使えるカードは追加接種を強化して、接種なしでは不便を強いられること」と述べた。

政府は、未接種者や病床移動を拒否する人の場合、治療費の一部を自己負担させる案まで検討中だ。

金国務総理はこの日、ソウル公館での記者団との懇談会でワクチン未接種者の治療費自己負担について「自ら選択したことに対する責任を問うべきではないかという観点で悩む」と明らかにした。

さらに病床移動の拒否については「重症者がある程度治療を受け、峠を越すと一般病室に行くことになるのだが『行かない』と言う。それなら『これからはあなたが治療費を負担しなければならない』と言うかもしれない。こうすれば首都圏で130~150床をさらに確保できるというのが専門家たちの分析だ」と伝えた。

金国務総理は「ただし、国家は国民を保護する責任がある。コロナのような感染病は災難に該当するという点で、責任がどこまであるのか考えなければならない」とし、すぐに結論を出すよりも慎重な検討を行うという意思をほのめかした。

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