オーカスは、北京五輪に対する「外交的ボイコット」で結集するものとみられる(画像提供:wowkorea)
オーカスは、北京五輪に対する「外交的ボイコット」で結集するものとみられる(画像提供:wowkorea)
オーカス(AUKUS・米英豪の安保協議体)は、来年2月に開催される北京冬季オリンピックに対する「外交的ボイコット」で結集するものとみられる。米国と英国につづきオーストラリアまで「外交的ボイコット」カードを手に取る動きをみせている。

きょう(25日)オーストラリアの日刊紙“シドニー・モーニング・ヘラルド”によると、オーストラリア政府は北京冬季オリンピックに政府関係者を派遣しない方案を検討している。

オーストラリアの与党である自由党と国民党はもちろん、野党である労働党所属の議員たちまでが「外交的ボイコットをするべきだ」と訴えている状況に、政府が動き始めたのである。

シドニー・モーニング・ヘラルドは「最悪の状況へと高まっている豪・中間の外交的緊張局面に加え、張高麗 元中国副総理と女子テニスプレーヤー彭帥氏をめぐる事態が、外交的ボイコットに対する訴えを高めている」と伝えた。

また「オーストラリア政府は単独行動に乗り出すよりも、ジョー・バイデン米政府などの同盟国たちが外交的ボイコットを最終確定するかを見守っている」と説明した。

一方、日本政府は「苦悩」している様子である。米国に同調すれば中国からの反発が予想され、米国と歩調を合わせなければ同盟国である米国から不満が出てくる可能性があるためだ。

岸田文雄首相は最近、記者たちに「日本は日本の立場で物事を考えたい」と語っている。

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